ロハスガルテンキャンプ場の手ぶらキャンプまとめ
11月に手ぶらキャンプができる、埼玉県北部のロハスガルテンキャンプ場を利用したので、内容やキャンプ場の様子などをまとめてみました。
(2023.1.1 支払い方法の追記をしました)
(2023.5月 周辺店舗を修正、追記)
料金や時間などは2022年11月時点の内容です。変更があるかもしれませんので、公式サイトや問い合わせで確認してください。
これは1名で1つのプランを利用した時の話ですので、複数名や別プランの場合は数量や内容が異なる可能性もあります。あくまでも参考に。
詳細は公式サイト、あるいは問い合わせてください。
ここで言う手ぶらキャンプというのは、道具や食材一式が提供されて、自分でテントを張って料理もするという事です。テントも道具もセッティングされているグランピングは別プランになります。詳しくは公式サイトへ。
【基本情報】
ロハスガルテンキャンプ場
TEL.0495-71-9005
〒367-0236 埼玉県児玉郡神川町小浜 1341
「かんなの湯」という日帰り温泉に併設されたキャンプ場です。
公式サイト
https://www.lohas-camp.com/camp
平日:10時-15時
土日祝:10時-17時
これはキャンプ場受付になっている直売所「ろはす家」の営業時間。問い合わせ等もこの時間内になります。
時間を過ぎるとろはす家は閉鎖されます。
2022年にサイトがリニューアルされ、ウインターパックが無くなるなど、プランも一部変更。サイトからの予約も開始されました。また、グランピング施設も開設。
キャンプのプランは2種類
(2022.11月時点の内容)
【通常テント】
定員:1〜4名
1人あたり5500円(税込)
2歳まで無料
※3歳からは同額料金発生
注意するのは、1サイトあたりの料金ではなく、1人あたりという事。
人数×5500円です。3歳からは1名扱いとなります。
■料金に含まれるもの
・キャンプ用品一式
・夕・朝の食材付(食材の持ち込み可)
・かんなの湯入浴券 2日分付 レンタルタオルセット込み
かんなの湯入場(入浴)券 は2枚付いています。1枚はチェックイン当日のみ有効。もう1枚は有効期間が1カ月あり、近くの人なら後日利用も可能。
レンタルタオルセットはそれぞれの利用日に付いています。
【通常テントプランの道具】
マニュアル(テントの立て方から飯盒でのご飯の炊き方まで解説)
テント一式(ドームテント、グランドシート、ロープ、ポール、ペグ、ハンマー)
寝袋
ランタン
カセットコンロ(イワタニの風まる) ボンベ2本付
焼肉用鉄板
丸型飯盒
笛吹きケトル
フライパン
包丁とまな板
トング
計量カップ
テーブルとベンチのセット
銀マット
※この2点は小屋から好きな物を選んで使います。
基本、屋外用カセットコンロで調理するプランです。炭を使用したり焚火をする場合は、別途機材をレンタルする必要があります。
焚火台やタープ等の道具を持ち込む場合は要相談となります。
また、当日聞いたところ、このドームテントは夏用(3シーズン用の事だと思います)だそうです。
【食材・食器】
以下1名の時の数量
夕食と朝食分です。
■食器 紙皿×2 紙製ボウル×2 紙コップ×2 割り箸×2 ■お米1合×2袋
■夕食用 冷凍肉 (牛肉 豚肉 鶏モモ肉 ) 焼肉のタレ小袋×1 にんじん1本 玉ねぎ1個 ピーマン1個
■朝食用
冷凍オムレツ
冷凍ソーセージ2本
ケチャップ小袋
カップスープ
食材はクーラーバッグに保冷剤と一緒に入っています。
2人以上の場合、野菜はまとめて1本とかになるかもしれません。確認した方がいいと思います。
□おまけが付く事も?
(私の時はレトルトカレーでしたが、おまけは必ず付くとは限らないので、参考までに)
【ワンポールテント】
4名用
1人あたり6500円
※3歳以上は料金発生
こちらのテントは冬用だそうです。
セット内容は通常テントと同じですが、利用していないので寝袋が同じか不明です。冬季は申し込み前に確認した方が良さそう。
テント以外のレンタル品や食材の項目は通常テントと共通。
【オプション(共通)】
以前サイトで告知されていたウインターパックは現在ありません。
焚火台や薪、丸鶏付きのダッチオーブンもオプションのみになり、別料金です。
■レンタル
BBQコンロ1台 1000円
コンロ用鉄板 1枚 1000円
焚き火台 1台 1000円
タープ 1台 1000円
ローストチキン丸鶏(丸鶏800g程度・野菜・ダッチオーブン付) 2000円
■販売品
薪5kg 980円
炭3kg 680円
着火剤 380円
軍手 100円
販売品は売店にもありますが、上記は予約時に一緒に申し込める物です。
【チェックイン・チェックアウト】
チェックイン10:00〜12:00
※予約ページで選択できる時間。それ以外チェックインできるかは要問い合わせ。受付・道具受け渡し・問い合わせは、遅くとも平日15時前、休日と休前日は17時前に完了する必要があります。
チェックアウト
翌朝10時までに道具を返却。
道具返却場所は、ろはす家の正面。「テント」「寝袋」等張り紙がありますので、それぞれ置いていくだけ。
空のガス缶と使えるガス缶は分けてカゴに。
【設備】
地面は土と芝で、付属のスチールペグでも簡単に刺さります。テントサイトは通路より少し高くなっています。
水場はグランピング施設前と土手の向かいの2箇所あります。洗剤あり。
写真の芝の部分がテントサイト。奥の高い木々の向こう、道が途切れる所の右が多目的トイレです。
左の小さな土手の向こうは河川敷を利用した公園にある自由広場。2022年11月時点閉鎖されている、無料キャンプ場です。
ゴミは扉の付いた物置の中に分別して捨てられます。燃えるゴミ・ビン・缶・ペットボトル。空のガス缶だけはろはす家前のカゴに。絶対に他のゴミと一緒に捨てないで下さい。
水場にあるゴミ箱(カゴ)は現在使用していません。
カラスが狙う為、食べ物やゴミは放置しない方がいいです。野良猫もいます。テントの中やクーラーバッグにしまうか、目隠しを。
キャンプ場を照らす照明はありません。水場のみ照明あり。
グランピング施設が明るければそれなりに見えますが、深夜は真っ暗です。トイレに行く時も明かりが必要。
トイレは3箇所。
ろはす家横は男女別になっていて、営業時間内の平日15時、土日祝日17時までの利用。
かんなの湯のリストバンドがあれば、営業時間内は館内のトイレが使えます。早めにお風呂に入ってリストバンドを返却してしまうと、その後トイレ使用はできませんのでご注意を。こちらも営業終了後は利用できません。
かんなの湯営業時間
月~木・日 9:00~22:00
(最終入館受付 21:00)
金・土・祝前日 9:00~23:00
(最終入館受付 22:00)
いつでも利用できるのは、かんなの湯の反対側にある多目的トイレのみ。こちらはキャンプ場の施設ではなく、公共の公園施設のようです。
女子トイレしかわかりませんが、2つの個室共洋式でペーパーあり、清掃もされていました(平日)。
車の横付けはできません。レンタル品を運ぶ際はリヤカーが借りられます。
ろはす家・駐車場からテントサイトまでの通路は舗装されています。
【レンタサイクル】
ろはす家で受付。
1日500円。※張り紙によると、この料金は「期間限定今だけ」となっています。
ろはす家の営業時間に注意してください。
【食事】
夕食と翌朝の食材は付いていますが、それ以外はかんなの湯にあるレストランも利用できます。お酒も飲めます。
レストラン「神蔵」
営業時間11:00~21:40(ラストオーダー 21:00)
メニューの一部。こんな感じ
大広間も食事ができます。
営業時間11:00~22:00(ラストオーダー 21:00)
メニューの一部
【買い物】
ろはす家では、地元野菜やお酒や飲料、うどんやアウトドア用品が買えます。
飲料の自販機はろはす家横とかんなの湯館内にあり。
かんなの湯館内ではお菓子やおつまみ、ビールや日本酒、ワイン、洋酒もロビーで販売しています。
1番近いコンビニは、バス通りである上里鬼石線沿いのセブンイレブン。神川中学校前バス停と青柳小学校前バス停の中間あたり。キャンプ場から徒歩で20分程。自転車7分。
本庄(ほんじょう)駅周辺にはスーパーやコンビニが複数あります。
丹荘(たんしょう)駅の周辺にコンビニは見当たりません。徒歩10分程の場所にフジマートというスーパーがあり、近くのバス停「神川町役場入口」から、かんなの湯方面のバスに乗れます。
バスは本数が少ないので、時刻表を確認してください。
ーーーーー
【追記】
2022年11月時点で、フジマート近くにあったホームセンター「コメリ」は移転したようです。場所は同じ上里鬼石線(県道22号線)沿いで丹荘駅より東側、本庄寄り。
そしてコメリのあった場所にはディスカウント店TOAmart(トーアマート) 神川店が2月にオーブンしたようです。飲料や食料品が半額くらいになるそう。氷や冷凍食品があるかは不明。
店舗のTwitterアカウント↓
https://twitter.com/TOAmartkamikawa
(2023.5月追記は以上)
ーーーーー
【交通】
かんなの湯にもキャンプ場にも送迎バスはありません。
車の場合
東京方面から 関越自動車道「本庄児玉IC」から約25分 ※国道462号線~国道254号線経由 約14km
群馬方面から 上信越自動車道・藤岡I.Cから約15分
電車の場合
公式サイトではタクシーを案内しています。
JR高崎線本庄駅下車
タクシー利用 約25分
上越新幹線本庄早稲田駅下車
タクシー利用 約25分
JR八高線丹荘駅
タクシー利用 約10分
路線バスを利用する場合
朝日自動車の路線バス利用。
PASMO利用できます。
(バス便に関しては2022年11月の情報です。ルート変更や増・減便の可能性もありますので、最新の情報を確認してください)
https://www.asahibus.jp
バスの本数は少ないです。
参考までに平日8時以後の運行は、8・9・10・12時台に各1便でした。電車との乗り継ぎは、バス停までの移動時間も含めて確認し、検討してください。
JR高崎線本庄駅から
「本庄駅南口」バス停から神泉総合支所行きに乗車
「神川中学校前」バス停まで20駅
乗車時間の目安は23分くらい
JR八高線丹荘駅から
「丹荘駅入口」バス停から神泉総合支所行きに乗車
「神川中学校前」バス停まで4駅
乗車時間の目安は5分くらい
丹荘駅からバス停まで距離があります。
「神川中学校前」の次の「青柳小学校前」バス停も利用できます。
本庄駅と丹荘駅からのバスは同じ路線です。帰りは本庄駅に向かうバスになります。
本庄早稲田駅から利用できるバスは見つかりませんでした。バス利用の場合は本庄駅か丹荘駅に移動する必要があります。特に八高線は本数が少ないので、乗り継ぎ注意。
神川中学校前バス停からキャンプ場までは徒歩18分程
青柳小学校前バス停からキャンプ場までは徒歩16分程
帰りも同じく、バスの本数と電車への乗り継ぎを確認してください。
【その他】
キャンプ場受付である、ろはす家は平日15時、休日と休前日は17時で閉まります。ですので、レンタル品の不具合や不足、使い方の問い合わせも営業時間内にする必要があります。
ファスナーの閉まり具合やランタンの点灯、ガスコンロの点火等、早めに確認した方が良いと思います。
レンタル品について。
繰り返し使用されている物を渡される事もあると思います。
私が使用したテントはインナーのファスナーの噛み合わせが大きくズレてましたが、開け閉めしながら調整して、そのまま利用。
そんなちょっとした不具合はあるかもしれないです。大きな不具合なら交換してもらうなど必要かも。なので、設営はお早めに。
寝袋は私の時はキャプテンスタッグのプレーリー。
使用温度目安15度以上の物です。他の物もあるのかは不明です。洗濯されてるようで臭いはありませんでした。
ドームテント設営に関してですが、4名用の大きな物で高さがあります。なのでフライシートを被せるのに、1人あるいは背の低い人は時間がかかると思います。私はキャノピー用ポール(鉄製のまっすぐなポール)に引っかけて押し上げました。
天気について。
埼玉県の北端にあたり、すぐ横の神流川は群馬との県境となります。また、平地ですが、同じ県内のさいたま市より少々標高が高いです。
ですのでテレビなどで目にするさいたま市の天気予報とは異なる場合があります。ピンポイントで神川町を検索するなどして、確認が必要です。
また、テントサイトの横には小さな土手があり、その向こうは河川敷です。キャンプ場からは見えませんが、そこに川があります。増水の心配だけでなく、暖かい時期は虫も注意です。
音。
私の時は平日だったのでキャンプは自分だけ、横のグランピングは夕食の時は賑やかでしたが、9時くらいにはしーんとしてました。道路も静か。
ですが、夜明け前から鳥は叫ぶし(笑)、6時くらいから散歩の犬の声。カラスは鳴くしトラックも近くまで入って来る。早くから賑やかなので、早めに寝た方が良さそうです。
【追記】
投稿した時、支払い方法について忘れていました。
現金・クレジットカード・PayPayが使えました(2022年11月時点)。
余談ですが、かんなの湯はPayPayアプリ内のポイントカードの対象です。直売所(キャンプの支払い)とかんなの湯でPayPayを利用するとスタンプが貯まるようです。
埼玉県内のグループ施設と共通のポイントなので、そちらも含めて繰り返し利用するならスタンプが貯まるかも。
(追記ここまで)
■あると便利だと思う物
・懐中電灯など手持ちの明かり。夜間トイレに行く時真っ暗です。レンタルのランタンは大きいです。
・小さなナイフとか包丁 レンタルの包丁は人参や玉ねぎが切れない可能性があります。予備の包丁があると安心。
・軍手 加熱後の飯盒や鉄板を動かす時に。100円で予約販売あり。
・鍋敷きになる物 熱いフライパンや飯盒をテーブルに直接置くと、表面が溶けそうです。使っていないフライパンや鉄板に置けば大丈夫
・キッチンペーパーやウェットティッシュ等拭く物
・サラダ油少々 フライパンのテフロン加工が剥がれている事もあります。あると安心というだけです。
・好みの調味料 焼肉のタレが甘めなので、味を変えたい人は塩や醤油を少々持っていくと良いかも。
・ポールハンガー キャノピー使用時にランタンを上に吊るしたい場合のみ。テーブルに置くなら不要。
・蚊取り線香や虫除け 虫がいる季節は多分必須。
キャンプに興味はあるけど、この先も続けていけるか自信がなくて踏み込めずにいた時、このロハスガルテンの手ぶらキャンプは魅力的でした。ただ、その時見ていた告知が、常にウインターパック主体でした。焚火台も薪もダッチオーブンも込みで魅力的なのですが、食材が丸鶏800g込みで。1人でどう食べるか考えて考えて。デイキャンプで経験を積んでからと思って先延ばしになっていました。
以前の告知で通常テントの内容は、「寝袋は冬仕様です」となっていました。
今回行こうと決めた時、内容は変わっていたけど、寝袋は冬仕様というのは変わらないのかな…でも寒かったら嫌だしと、フリースのインナーシュラフや防寒着を用意して臨みました。結果、11月でしたがテントもシュラフも夏仕様を使うことになりましたが、無事熟睡できました。
サイトの情報が少なく色々と曖昧な点は確かです。なので快適に過ごしたい人は、自分で対策するか、細かい所まで問い合わせて確認するなど、自発的な行動が必要かな。それも含めて、試したいキャンプを経験したい人には、ワクワクな体験があると思います。
ただ、真冬だけは本当に色々と問い合わせて臨んでください。
ロハスガルテンまとめを更新
2度目のキャンプ計画
ロハスガルテン8 周辺散歩と温泉満喫で初キャンプ終了
ロハスガルテン7 朝ごはんと撤収
ロハスガルテン6 初のテント泊
ロハスガルテン5 夕飯とISS
2度目のキャンプ計画
ロハスガルテン8 周辺散歩と温泉満喫で初キャンプ終了
ロハスガルテン7 朝ごはんと撤収
ロハスガルテン6 初のテント泊
ロハスガルテン5 夕飯とISS